暴力的な彼から復縁をお願いされて後悔した話
匿名（30代 女性）
気持ちの整理のために投稿しました。
過去に復縁した彼の話です。
彼の顔は整っているほうで、その頃の私にとって自慢の彼氏でした。
いつも優しくて面白くて心の中では「一生この人といたい！」と本気で思っていたほどです。
ところが同棲するようになってから2ヶ月くらいしたころ、彼の仕事がうまくいかなくなりました。
家でも愚痴をこぼすようになり、私への八つ当たりも強くなってきたのです。
言い方もどんどんきつくなってきましたが、「彼のためになるなら」と我慢しました。（今は仕事がうまくいってないから）と自分を言い聞かせ、エスカレートしていく暴言に耐えた日々。
けど、流石に耐えきれなくなって「暴言をやめて欲しい」と言うと、彼が豹変して私の頭を殴りながら
「うるさいブス！」
と罵り始めたのです。
彼が私に手を上げたことがとてもショックで、財布とスマホだけ持ってそのまま家を出て行きました。
友達に事情を話してその子の家に泊めてもらい、翌日彼が仕事へ行っている間に戻ってとりあえず必要な荷物だけ持って行きました。
その後、彼から繰り返し着信がありましたが、当然恐怖から出る気になれません。
それから数週間、泊まる場所を提供してくれた友達は「落ち着くまでずっといていいよ」と、言ってはくれましたがそういうわけにもいかないと思い、別に部屋を借りて住むことにしました。
そんなある日、街で偶然にも彼と出会ってしまったのです。
私は恐怖からその場から逃げ出そうとしたのですが、彼は人の目も気にせず大きな声で
「ごめんなさい！！」
と頭を下げました。
その瞬間、驚きとともに私の中から恐怖心が消えていき、そのまま近くのファミレスで話し合う流れになりました。
彼は、
「手を上げたことを後悔している」
「もうやらない」
「仕事も変える」
「もう一度やり直したい」
ということを言って、何度も謝りました。
そこで私は過去の「優しい彼」に戻ったような気がして、結局OKを出してしまったんです。
実際に復縁してから半年くらいは暴言や暴力はありませんでした。けど、半年を過ぎるころになるとまた愚痴が増えてきたのです。
ある日、酷く酔って帰ってきたので水を渡そうとすると「近づくなよ！お前のせいで我慢してんだよ！」と罵り出しました。
私は恐怖から足がすくんでしまい、その場に立って彼の暴言を浴び続けました。
その時、やっと気付いたんです。
彼の本質は私の想い出の中にある「優しい彼」ではなく、今目の前で「暴言を繰り返す人」なのだと。
酔いが覚めたころに謝ってくれたのですが、流石にもう信じられません。翌日には荷物を持って出ていきました。
暗い話をしてしまってすみません…。
ちなみに、出ていったあとは前に泊めてもらった同じ友達の家で1年ちょっと過ごしました。
新しい彼氏が出来てそのまま結婚した時には、その友達が泣きながら喜んでくれたことがすごく嬉しかったです。
今でも仲の良いママ友です。
友達に教えられた復縁に必要な「冷却期間」と「自分磨き」
すぴか（20代 女性）
彼氏に別れを告げられたときに、友達からもらったアドバイスのおかげで復縁できました。
泣きながら振られたことを友達に話すと
「実は私も今の彼から一度振られたことあったけど、復縁したの」
と教えてくれたのです。
復縁に成功した友達は、私に二つのアドバイスをくれました。
一つ目は「すぐに復縁するための連絡をするのではなく、ある程度期間を置く」ということでした。
いわゆる「冷却期間」と呼ばれるものです。
そのとき私はショックでたくさんLINEを送っていましたが、それはやめたほうが良いとアドバイスされました。
二つ目は「自分を磨くことに専念する」ということです。
人として、または女として成長することで相手がもう一度考え直すことにつながるというのが理由でした。
- 冷却期間を持つ
- 自分を磨く
この二つを実践して友達も復縁できたと教えてくれました。
あとからネットで調べて知ったことなのですが、多くの人がこの方法で復縁しているそうです。
それからはLINEを送ることをやめて、自分を磨くためにピラティスを始めました。
正直、冷却期間は不安でしたが、ピラティスを続けることで少しずつ気持ちも落ち着き、静かな自信がわいてくるような感覚がしてきました。
数ヶ月してから彼氏のほうからLINEでメッセージが送ってきて、「復縁したい」と言われました。もちろんOK！
久しぶりに会ってから「なんか雰囲気変わったね？」と言われてうれしかったです！
（アドバイスをくれた友達にも感謝感謝★）
2年越しに私のほうからメールして彼と復縁
長浜ら～めん女（20代 女性）
今でも付き合っている彼と一回別れて復縁した話です。
【動画で読む方はこちら】※音楽が流れます。
付き合い始めたころから彼はとてもドライな性格でした。
声をかけても「ふ～ん」「へ～」っていう返事ばかりで、なんとも味気ない会話になることがほとんど。
ここで私が積極的な女子とかだったら少女漫画っぽかったのですが、私は私で性格でいうならドライなほうです（彼ほどではないですが）。
ドライな性格の二人なので、付き合っていてもあんまり会話がありません。
そんなある日、友達から
「その関係性はよくないんじゃない？」
「あなたがドライなんだから相手はもっと熱のあるほうがバランスが良い」
と助言されて、不安な気持ちになりました。
それからはちょっと無理して多めに話しかけたり、デートに誘ったりするようになったのですが、逆に彼からは「面倒くせえ～」と言われるようになったのです。
少しずつ（頑張っても発展がないなら付き合う意味もないかな？）と思うようになり、結果的には私のほうから別れを告げました。
正直辛かったですが、素直になれず素っ気ない態度で「あんまり刺激がないから別れよう」と言いました。
その後、半年くらいしてから、会社の取引先でよく交流のあった営業の男性と付き合うことになりました。
最初はとても私を大事にしてくれる人でしたが、同棲するようになってから暴言が増え、しまいには暴力を振るうようになったのです。
結果的に1年ちょっとでその男性とは別れることになりました。
「暴力をふるったことは謝るから考え直してほしい」と言われましたが、さすがに信じきれなくて断りました。
暴言や暴力を受けて深く心が傷ついて、仕事も結局やめてしまいました。
半年くらい傷心を引きずっていましたが、ふと「元彼どうしてるかな？」と思ってLINEでメッセージを送りました。↓大体こんな感じ
私：久しぶり。最近どうよ？
彼：変わんない。そっちは？
私：仕事辞めた
彼：へ～
私：彼女できた？
彼：いないよ
私：私も今はいない
彼：じゃあもう一回付き合う？
私：いいの？
彼：いいよ
というわけで復縁しました。
彼は相変わらずドライですが、これで良いんだって思っています。ちなみに最近のデート場所は近所のラーメン屋です。
3回復縁、4回破局してやっと気づいたこと。
もう社会人（40代 女性）
私は過去に同じ男性と3回復縁して、4回破局しました。4回目以降はもう付き合っていませんし、付き合うつもりも起きませんでした。
もしかしたら読んでいて呆れる方もいるかと思います…。実際に私の親しい友人や家族は呆れていました。
このブログは復縁をテーマに投稿するとのことなので、復縁したくて読んでいる方も多いでしょう。
そんな夢をぶち壊すような内容になる可能性があるので、気分が悪くなりそうという方は早めに読むのをやめることを推奨します（そもそもこの投稿が採用されるかも怪しいところですが）。
彼と出会ったのは高校生のころでした。
彼はチャラい感じのヤンキーかぶれで、私は私で渋谷とかをよく練り歩くいわゆるギャルでした。
どっちともアホで勉強も全然ダメでした。
ていうか高校3年になるまで勉強した記憶がありません…。
とにかく、アホがアホと付き合うんだから、足しても掛けてもアホのカップルにしかなりません。
最初に付き合おうってなったのは高校2年の2学期だったかと思います。
私のほうからゴリ押しで
「付き合おう！」
って言ったのが始まりでした。
初の彼氏ってわけではなかったのですが、それなりに緊張して告白したのは覚えています。
けど3ヶ月後にすぐ別れることになります。
ありきたりですが彼が違う女と遊んでいるのを友達伝いに聞いたからです。
彼に問い詰めると、私たちより年下の高校1年の女の子と良い感じになったみたいです。
正直、めちゃくちゃ腹が立ったし責めたい気持ちもありましたが、実際は私のほうから告白して無理矢理付き合ってもらっていた節はあったので、そのときは泣く泣く別れました。
それから2ヶ月くらいしてから彼のほうから連絡があり、「もう一回付き合おう」と言ってきました。
「年下の彼女は？」と聞くと、
「別れた。お前のほうが良い」
と言われました。
そこで突き放せば良かったのですが、その時はうれしくてすぐにOKを出しました。
あまり考えることをしなかった年頃だったんです。
当然周りの女友達は
「バカじゃないの？！」
「絶対また浮気するよ！」
と言って反対してきました。
けど、私は「いや、私は彼を信じる！」とかなんとか言って周囲の助言を押し切りました（これをあと2回やる）。
不思議なもので、一回復縁するとそれ以前よりも彼に夢中になっていました。
一度失ったものがまた戻ってきた、二度と失いたくないという気持ちが強かったのかもしれません。「この人しかいない！」と本気で思っていました。
高校2年の3学期が終わるころだったと思います。2回目の破局を迎えます。
突然彼が
「別に好きな人ができた」
「告白しようと思う。だから別れてほしい」
と言ってきたんです。普通はキレる場所ですよね？
私、
「そうか。わかった。応援してる」って、
なぜか応援するほうに回ったんです！！
自分が彼を一番理解していると思っていて、一番好きだという気持ち、相手の幸福を願っている自分に酔っていたんだと思います。
タイムマシンがあって、あの頃にもどれるなら自分に飛び蹴りをかましたい…。
高校3年になってからは、彼氏彼女ではなく友達として付き合っている“つもり”でした。
けど、やっぱり気持ちは残っていて、彼から相談を受けると夜遅くまで話を聞いてあげたり、お菓子やパンを買ってあげたりと、気を引く行動を続けていました。
そうこうしているうちに彼は彼女と別れて、自然な流れ（？）でまた付き合うことになりました。これが2回目の復縁です。
（呆れていますか？あと、もう一回こういうのがあるので、よろしくお願いしますｗ）
高校3年生になったらいよいよ大学への進学を考える時期になります。
さすがにアホの私も勉強の必要性を感じて、参考書なんかを買って勉強をするようになりました。
アホすぎて脳が勉強に飢えていたのか、これが意外にも楽しくてどんどん頭に入る入る！
それに比べて彼は相変わらず勉強をしていませんでした。
そんな彼を心配して勉強を教えようとしましたが、「俺、高卒で良いわ」と言ってすぐどこかに遊びに行ってしまう始末。
ある日、私のほうから強く勉強するように言いましたが、同じような返答だったので「勉強しないなら別れる！」と怒ると、彼も怒って「いいよ、そんなに言うんだったら別れよう！」と言い返してきて、そのまま別れることになりました。
それからの私は、もう彼のことを考える暇もなく勉強に没頭しました。
周囲の友人は私の変わり様にかなり引いていましたが、それも気にならないくらい勉強が楽しかったんです。
彼は学校でもちろん見かけましたが、話す気にもならなかったですし、それ以上に勉強がしたかったので相手にもしていませんでした。
3学期になったころ、久しぶりに彼から連絡がありました。
内容はまさかの
「やべえ、俺ダブりそう…」
というものでした。
「高卒で良い」と言っていたのに、高校すら卒業できない状況になったのです。
ざまーみろって思いましたが、根っこはまだ変わってなかったのか、「勉強教えようか？？」って返事をしてしまったんです（まだアホが残ってたのかな？）
それから必死になって勉強をしていましたが、ちょっと取り組むのが遅くて、結局彼はもう一度高校3年をやることになり、私は（頭の良いところではないですが）大学に進学しました。
しかし、短い期間でしたが勉強を教えるために一緒にいる時間が多くなったこともあり、付き合っていたころの気持ちがお互い湧き上がってきて、卒業式の日にもう一度付き合おうとなりました。
ただ、そこから最後の破局は早かったです。
理由は彼の浮気です。
ダブって同じ学年になった女の子を口説いているのを後輩が知らせてくれたのです（ｵﾝﾅって怖いｗ）
すぐに彼に電話で連絡をして事実確認をしました。
今までと違ったのは、私がすごく冷静だったことです。
私「どういうこと？」
彼「いや、そういうことじゃなくて…」
しばらく電話で話しながら、彼の話している内容のレベルがあまりに低いことに気づきました。
同時に、自分も今までそのレベルの頭だったから振り回されていたんだと、初めて冷静に分析することができたんです。
勉強をして、多くの知識を取り入れた結果なのか、住む世界が変わったような感覚になりました。
（何で、こんな男に夢中になっていたんだろう？）
本気でそう思いましたし、笑えてきました。
「ごめんｗもう無理！別れよ！！」と言って電話を切りました。
怒りはありませんでした。目が覚めた感じです。
それからは彼とは関係のないキャンパスライフを謳歌しました。
復縁というと聞こえはいいですが、私のような自分を見失っているケースもあることを知ってもらいたくて投稿しました。
復縁で大切なのは「方法」ではなく、相手を「理解」する努力だと気づきました。
きな粉もち（30代 女性）
実は話に出てくる彼とはもう別れているんですが、一度復縁したことがあり、それが貴重な経験だったと感じたので、今回投稿させていただきました。
【動画で読む方はこちら】※音楽が流れます。
彼と知り合ったのは大学のころで、付き合おうってなったのは卒業が間近になったころでした。
大学を卒業してからも付き合いは続いていたのですが、学生の時と違って生活環境も大きく変わって、何となくすれ違いが多くなっていたように思います。
けど、わたしは彼のことが大好きだったし、たまのデートは本当に楽しみでした。
ところが大学を卒業してから1年ほど経ったある日のこと、彼から呼び出されて別れを切り出されたんです。とてもショックでした。
ファミレスの中で話していたのですが、感情的になって、泣きながら彼を問い詰めました。
「ほかに好きな子ができたの？」
「わたし何かした？」
「どうして？どうして？！どうして！！」
と質問攻めにしました（今思い返せば、なんでもっと冷静になれなかったのかと自分でも苦笑いするほどです…）。
彼から返ってきた言葉は基本的に
「ごめん」
と
「A子（私）は悪くない」
の二つでした。
いや、実際にはいろいろ言っていたのですが、感情が高ぶりすぎて他に何を言っているのか聞き取れなかったんだと思います。
それから1週間くらいは文字通りショックで食べ物が喉を通りませんでした。
暴飲暴食に走らなかったのは、また彼が振り返ってくれたときに太っていると思われるのが嫌だ、という気持ちが漠然とあったからです。ただそれだけ。
（一回体調不良を理由に仕事を休みました）
毎晩、辛くて泣いて泣いてを繰り返していました。
しかし、何のきっかけか、ある日気持ちがスッとする瞬間があったんです。
泣くとストレスが軽減されると言われますが、泣きすぎて達観したのかもしれません。冗談です（笑）
「私は何で泣いているんだろう？」
「彼と別れることが辛いから？」
「今まで『別れないこと』がゴールになっていなかったか？」
「最近、彼の仕事や生活について聞いてあげていなかったのでは？」
そう思ってからは泣くことがなくなり、冷静に気持ちを整理する方向にシフトしていきました。
もちろん可能性として、もう一度やり直せるなら復縁したい。
けど、もしもそれがだめならだめで、今まで一緒にいてくれたことに感謝しようという気持ちの余裕もありました。
そんなふうに気持ちが落ち着いてから、もう一度彼と話す必要性を感じました。
意を決して私のほうからメールを送りました。
最初は「あの時（ファミレス）は一方的に質問攻めにしてごめん…」「きつい言い方もしたよね…」と素直に謝罪して、
「もう一度話す時間を持ちませんか？」
となぜか敬語の文章をメールました。
後から彼に聞いた話ですが、このメールが届いたときかなり悩んだそうです。
別れを切り出したことに罪悪感はあったし、傷つけたことも理解している。
けど、また目の前で泣かれるのは辛い、という気持ちがあり、返信するまでに3日間悩んだとのこと。
結果的にもう一度会うことになって、カフェで待ち合わせることになりました。
待っている間、私は自分でも驚くくらい不安な気持ちはなく、落ち着いていました。
「どんな結果でも受け入れられる」
「結果は結果であって変えられないけど、そのあとどう行動するかは変えられる」
「だから何の心配もない」
本当にそんな感覚だったのです（本当に達観したのかも？笑）。
数分後に彼が来て、「電車混んでた？」「来てくれてありがとう」と簡単なあいさつをしてから、話を切り出しました。
私「前はたくさん泣いてごめんね…。話になってなかったよね？」
彼「ううん、いいよ」
私「ずっと考えてて、もしあなたが別れたいならそれを受け入れようと思う」
彼「え？いいの？」
彼はかなり驚いた表情をしていました。
私「うん。今回呼んだのは、あなたの話を何も聞かずに終わったら後悔すると思ったからなんだ」
彼「俺の話？」
私「私、自分のことばかり考えていて、あなたのこと理解しようとしていなかったよね？別れようと思ったのにもいろいろと背景があったはずなのに…」
そんな話をしばらくしていると、彼が別れようと思った背景についていろいろ話してくれるようになったのです。
- 仕事がうまくいっていないこと
- 職場で先輩社員数名から嫌がらせを受けていること
- それなのに私が仕事について楽しそうに話していて辛かったこと
- 言い出せなくて、一緒にいるのも辛いから別れようと思ったこと
などなど、私の予想していたことからは大きく違った内容を聞くことができました。
聞く人が聞いたら彼のことを自分勝手というでしょう。
けど、同時に私は私で彼を理解する努力をしていなかったのです。
かなり長い時間、話を聞いたり聞いてもらったりすることが続いて、最終的な結論を出す雰囲気になりました。
ちょっとした沈黙のあと、彼がこう言いました。
「俺から別れを切り出したのに、こんなこと良いかわかんないだけど、もう一度やり直せる？やっぱりA子のことが好きだわ」
素直にうれしかったです。
ちょっと声が裏返った感じで
「あ、こちらこそよろしくお願いします！」
というと、彼から「よそよそしいわ！」という突っ込みが入りました（笑）
結局、それから3年後には別れるのですが、その時はお互いもっと前向きに別れることができたと思います。
この経験は、彼と私の関係だけではなく、普段の仕事や友達なんかの人間関係に対する考え方を変えることにもつながりました。
もっと相手のことを理解しようと努めることが、いろんな場面で重要になることに気づいたのです。
結果的には別れましたが、そのことに気づくきっかけを与えてくれた彼には今でも感謝しています。
今、復縁を考えている方が理解しようと努めたからと言って、すべてのケースがうまくいくとは言い切れません。
しかし、理解しようと努めることは、何かしらの良い結果を連れてきてくれるとは思っています。
彼の気持ちが離れていくのを感じて初めての占い相談。結果に驚き！
電話占いの勧め（？歳 女性）
彼と付き合って1年ちょっとした頃の話です。
明確ではなかったのですが、なんだか少し気持ちに距離を感じるようになりました。避けられているわけではないのですが、私への態度が冷めているというか、あまり関心を向けてくれなくなったのです。
ただ、ハッキリしているわけではなくて「そんな気がする」という程度でした。けどそれを考え出すと、
「浮気しているんじゃないか」
「嫌われているんじゃないか」
「何かまずいことを言ったんじゃないか」
どんどんと不安が募り始めて、何か解決策はないかとネットを調べることにしました。
そこで復縁系のブログを読み漁っていると、占い師へ相談ができるサイトにたどり着いたんです。正直、最初は信じられなくてスルーしていましたが、どうしても不安が募るので「話だけでも聞いてもらおう」と思い、電話相談することにしました。
占い師の方は女性で、タロットカードとエンジェルカード、霊視を組み合わせながら鑑定するのが得意とのこと。もちろんこの時点でも半信半疑でした。
名前や職業、彼のことをちょっと聞かれると、電話越しでも聞こえるくらいサッサッとカードを引くような音が聞こえてきます。そうやって鑑定しているのでしょう。
鑑定が終わってから占い師さんが言った第一声は
「〇〇さん、どこか体悪いの？」
というものでした。
（・・・は？）
って思いました。まったく予測もつかないことを言われたのですから無理もないでしょう。
私「いや特には…（てか、彼の話と関係なくない？？）」
占い師「胃のほうがなんかキリキリすることはないですか？」
私（あ・・・言われてみれば）
実は仕事で後輩の社員数名の面倒を見るポジションになってから、胃がキリキリするようになっていたのです。後輩がなかなか仕事を覚えないこともあったのでしょう。その頃、ストレスが溜まって胃がズキズキすることが増えていたのです。
私（けど、そんなの最初の話で当てずっぽうで言えば偶然で当たるんじゃない？インチキ臭いなあ・・・。これで『あなたのオーラが弱っているから～』とか言われたら、電話切ってやろう）
と、本気で思っていました。
けど、占い師はまたもや私の予想から大きく外れたことを言い出したのです。
占い師「やっぱり胃か。問題はあなたの口臭ですね！」
私「え？こ…こ、口臭？？」
要約するとこういうことです。
後輩を面倒を見ることで私のストレスが溜まる
↓
ストレスが理由で胃酸がたくさんでるようになる
↓
すると胃酸の臭いが口臭になる
↓
その口臭を彼が嗅いでしまい不快になっている
↓
彼は私を傷つけまいと黙っている
↓
けど口臭が気になって距離を置きたくなっている
口臭が彼を苦しめていると言うんです！
思っていたのと大きく違ったことに戸惑っている私のことは置いておいて、占い師の先生（もうここからは先生と呼ばせてください）は、
- 胃の不調から来る口臭は、舌苔（ぜったい）と呼ばれる舌の上にできる汚れをきれいにするだけでも改善される
- 一応、胃腸内科か消化器科を受診したほうが良い
といったアドバイスもしてくれました。
その後、消化器科を受診してもそれほどの異常は見られず、占い師の先生に言われた通り歯磨きで舌苔を落とすように意識することで、以前のように彼との距離感に不安を覚えることもなくなりました。
心から先生に相談して良かったと思っています！
【占い一覧】あなたの運命を読み解く占いはどれ？
ひとことに占いと言っても、その種類は幅広くあります。
その中でも
命術（めいじゅつ）・・・出生地や生年月日などから運命を占う方法
卜術（ぼくじゅつ）・・・偶然のできごとから運命を読み解く
相術（そうじゅつ）・・・姿や形から運勢を占う
というすみわけがあり、これに加えて「霊感・スピリチュアル」という分野も確立されています。
ここでは代表的な占いの種類とその概要を紹介します。
★占いの名称ごとに、命術には【命】、卜術には【卜】、相術には【相】、霊感・スピリチュアルには【ス】と表記。
【卜】霊感タロット（タロットカード）
タロット占いは一般的に有名なので知っている方がほとんどではないでしょうか？
タロットカードには、22枚のカードからなる「大アルカナ」、 56枚のカードからなる「小アルカナ」があり、全部で78枚のシンボルカードがあります。
タロット占いではランダムに引かれた
・シンボルカードの絵柄
・カードの向き
などで、その人の運命を読み解いていきます。
根拠のようなものはなく、「偶然の結果の中に運命が描かれている」というのが基本的な考えです。
占える内容は幅広く、仕事や人間関係、もちろん恋愛についても占うことができるので、占い師の間では広く普及していて、実際に相談者の人気も高いです。
こんな人におすすめ！
- 過去現在未来
- 無意識の話
- どうすればいいかという方法
- 生活環境に関すること
- 問題や課題の核心
このように幅広い悩みに対応できるので、占い師がタロットカードのスキルを持っているに越したことはありません。
未来を鑑定は大体2～3ヶ月先を占うケースが多いです。
ただし、タロットカードの肝は占いする側がどのように解釈するかに左右されるので、その点では占い師の腕が試されます。
【卜】オラクルカード（エンジェルカード）
タロットカードは精神的なメッセージ性が強いですが、9枚のカードを使うオラクルカードは
・今あなたに必要なこと
・アドバイス
・今何をするべきか
といったもっと「行動につながるメッセージ」が強い占い方法です。
そもそもカードに描かれているメッセージが「現在の行動または思考」に関することが多いことから、何かを実現させることが中心的なテーマになりやすくなります。
その特性の違いから、タロットカードと一緒に用いるケースも多くあります。
こんな人におすすめ！
漠然とした未来を占うのではなく、「今何をするべきか」という行動を知りたい人が選びやすい占いです。
オラクルカード単体ではなく、そのほかの占いと一緒に鑑定してもらえれば、過去や現状の問題を把握したうえで、今どのような行動を起こすのが良いか具体的なアドバイスが聞けることでしょう。
【ス】透視
透視とは、（読んで字のごとくですが）ものを見透かす力のことです。
その場の視覚で確認できないものを、直感やイメージで判別していきます。
後述する「霊視」とは
- 霊視：人の因縁や魂を見る
- 透視：ものや風景を見る
とふんわりとですが区別されています。
「遠隔透視」「千里眼」「リモートビューイング」とも呼ばれます。
こんな人におすすめ！
生活環境に関わる悩みを持っている方が選びやすい占いです。
ただ透視にも広い意味があり、過去や未来を見るという透視もあるので、占い師がどのような意味で透視と言っているのか判断が必要です。
【ス】霊感占い
「第六感」や「インスピレーション」を生かした占いのことを霊感占いと言います。
目に見えない存在からメッセージを受け取って、相談者に提案やアドバイスをするのが特徴です。
人が考えていることや感じていることを察知することもあります
霊視占いとセットになることが多く、霊感占いイコール霊視占いという見方もあります。
ただ霊感占いは目に見えない存在と交流しながら、それをタロットカードやその他の方法と併せて占うことが多いです。
こんな人におすすめ！
恋愛や復縁、家族のことといった「人間関係」に悩みがある方が相談しやすいでしょう。
占い師がどの程度の霊能力があるかが重要になります。
一人の占い師に偏るのではなく、少なくとも2名以上に相談することをお勧めします。
【ス】霊視占い
目に見えない世界を見ることを「霊視」と言います。
相手の心や魂を見て、そこに流れる感情や考えを「視る」ことを指す場合も霊視という表現が使われます。
具体的なビジョンを視るなど、先に解説した「透視（遠隔透視）」を含むケースも少なくありません。
その場にいない人が今何をしているのか言い当てることもあります。霊感占いの大きな要素です。
ただ、霊感占いにも言えることですが、「視えてもアドバイスが下手」という占い師も相当数いるので、非現実と現実のバランスを保った占い師に巡り会えるかが重要になります。
こんな人におすすめ！
霊感占い同様「人間関係」の悩みに強いです。
良い占い師に巡り合えたら恋愛、仕事、生活など、幅広い相談に乗ってもらえるでしょう。
ただ占い師との相性や波長が合わないと、期待したほどの結果が得られないことも多いので、霊感・霊視占いを検討する場合は特に慎重な判断が必要です。
占い師マッチングサイトでは相談者の口コミが乗っていることもあるので、それを読んでその人の人間性を測るのも良いでしょう。
【ス】守護霊対話
人にはその人の人生を見守る「守護霊」という霊体がいる前提で占いをしてくれます。
あなたの一番身近にいて、あなたが何をするべきか何を避けるべきか、どうすれば人生が良い方向に向くかまで知っているのが守護霊です。
しかし、守護霊は常に人へアドバイスを送っているのに、本人がそれを聞くことができないため本来のあるべき方向に進みません。
そこで守護霊占いは、あなたに代わって守護霊のメッセージを聞いて、その内容を伝えてくれます。
人生をかけて一緒にいる守護霊ということもあり、かなり具体的なアドバイスが見込めるでしょう。
こんな人におすすめ！
人生全般の悩みに対応しています。
ただあなたに必要なことや解決策を中心に話が進むので「別れた相手と復縁したい」とあなたが願っていても、守護霊の視点からそれが適していない場合は否定される可能性もあることは知っておきましょう。
守護霊と聞くと愛情のこもったイメージがありますが、意外にも内容はシビアになりやすいです。
【ス】前世占い
前世占いは、今あなたが生きている人生、つまり「現世」はそれ以前の生「前世」に残した課題を克服するためにあるという考えがベースになっています。
良くも悪くも「前世の記憶」が無意識の領域であなたの行動に影響を与えていることから、前世がわかると現世で何をするべきかが見えてくるのです。
占いでは、まず前世で起きたことを鑑定して、そのうえでこれからの課題を解決する方法について話合う形を取ることが多いです。
こんな人におすすめ！
もちろん結婚や恋愛についても相談できますが、お金や仕事、才能、癖など、あなた個人のことについての悩みを相談するのが良いでしょう。
【ス】波動（波動修正）
人は自身の周りに「波動」と呼ばれるエネルギーをまとっています。
目を合わせなくても相手の「気配」を感じるのは、その波動同士が触れ合っているから、という考えもあります。
通常は卵の形に人の周囲を波動が覆っていますが、ストレスや不安な気持ちを抱えていると大きさや形が変化して、それが人間関係や健康に悪影響を与えることがあるのです。
波動修正はこのゆがんだあなたの波動を元に戻すことで、不安の解消や恋愛・人間関係の問題解決、運気向上を目指します。
占いというよりはヒーリングや癒しに近いです。
こんな人におすすめ！
気持ちに不安を抱えている、ストレスが溜まっているという方が相談しやすいでしょう。
ゆがんだ波動を修正していくことなので、目の前の課題を直接的に解決する方法がわかるわけではありませんが、解決に必要なエネルギーを調達できるので結果的に問題解決に一歩前進するのではないでしょうか。
【ス】遠隔ヒーリング（念送り）
遠隔ヒーリング（念送り）は波動修正同様、何かを占うというよりも、相談者を苦しみから癒すことを目的にした方法です。
ストレスや不安、心の不調を遠隔的に癒すことで気持ちを整えていきます。
こんな人におすすめ！
「何となく気分が沈む」「不安な気持ちが消えない」といったメンタルのお悩みを抱えている方が相談しやすいです。
中には、気になる相手に向けて癒しの念を送ることで、心を開いてもらう遠隔ヒーリングもあります。
【ス】スピリチュアルヒーリング（心霊療法）
霊的な力で人を癒すことを「スピリチュアルヒーリング」と言います。
心霊療法とも呼ばれます。
霊の持つ「癒しの効果」を活用して、生体エネルギーを相談者に流し込むことで、心や肉体にたまったネガティブなマイナスエネルギーを浄化していくのが特徴です。
療法と名前についているだけに、身体的な健康にも影響を与える側面もあります。
こんな人におすすめ！
不安な気持ちやストレスの改善はもちろん、治療の側面が強いこともあり、なかなか疲れが取れないといった身体的な悩みも相談しやすくなっています。
【ス】スピリチュアル
スピリチュアルを直訳するなら「魂」「霊性」となりますが、実際は広い意味で使われるため定義が難しい分野です。
占い相談に絞っていうのであれば、占い師があなたの抱えている問題を解決するために、あなたの深い意識や魂の思い（スピリチュアルメッセージ）を受けて、それを伝えるというものが多いです。
そういう意味では守護霊対話にニュアンスは近いですが、スピリチュアル占いは本人の魂からのメッセージという側面が強くなります。
心理学的側面もあり、魂を「潜在意識」と解釈する人も少なくありません。
こんな人におすすめ！
「自分の人生はこれで良いのかな？」
「本当にやりたいことをやっているのかな？」
という個人の人生に関する相談がしやすいです。
自分の考えていることが自分でわからないという方はスピリチュアル占いを検討してみるのも良いでしょう。
ただ、先に説明したように「スピリチュアル」には広い意味があるので、占い師を選ぶ際はどのような意味でスピリチュアルという言葉を使っているかを確認しておくことも大切です。
【ス】チャネリング
ラジオの周波数を合わせるかのように、 エネルギーや人の持つ波動の波長を合わせて情報を交信することをチャネリングと言います。
チャネリングする人のことを「チャネラー」と呼び、バシャールとチャネリングするダリル・アンカがチャネラーとしては有名です。
霊的な存在や高次元の存在とのコンタクトにより、 日常的な意識から外れた様々な情報を引き出していきます。
内容は多岐にわたり潜在意識や人の過去現在未来に関することを占ってくれることもあります。
イタコのような印象を受けますが、実際はタロットカードやそのほかのツールを活用しながらメッセージを受け取る占い師がほとんどです。
こんな人におすすめ！
人生に関することで何かしらのアドバイスを求めている人が選びやすい占いです。
チャネリング“だけ”という占い師はほとんどいませんので、選ぶ際は他にどのような方法やツール（タロットカードやくじなど）を使っているかもチェックするのが良いでしょう。
【ス】祈願祈祷
祈願とは、ある目的が達成されるように、神仏に祈り「願う」ことです。
祈祷とは、神仏の加護を願い、言葉によって災難を避け、運気を上げていくことを指します。
「祈祷」「祈願」とは「祈念」とも呼ばれ、高次の存在からの守護を目的とすることもあります。
相談するとあなたの願いを占い師が神仏に届けてくれます。
こんな人におすすめ！
何か強い願望がある方や目的達成に向けた運気向上を考えている方が利用すると良いでしょう。
透視や霊視関連の占い師が対応していることが多いので、気になる場合は「祈祷のお願いはできますか？」と聞いてみてもいいかもしれません。
【命】四柱推命（しちゅうすいめい）
四柱推命とは、中国で生まれた「過去」「現在」「未来」を予見する運命学のことです。
陰陽五行説を基に、あなたの産まれた生年月日・時間を10種類の「干」、12種類の「支」に置き換え、四つの柱『年柱（ねんちゅう）』『月柱（げっちゅう）』『日柱（にっちゅう）』『時柱（じちゅう）』に見立てます。
とまあ、言葉にすると難しく聞こえますが、動物占いの大元と言ったほうがわかりやすいでしょう。
生年月日であなたが生まれながらにして持っている性質・性格、才能、素質を鑑定して、努力や経験によってどのように運命が変わるかまでも予測できると言われています。
こんな人におすすめ！
「自分という人間を知りたい！」という方が選びやすい占いです。
どういう才能や運命を持っているか、それをどう生かしたら良いかが具体的に見えてきます。
歴史が長いのでそれだけ信頼もありますが、同時に無数の流派が存在するのも事実です。
また占い師の知識と技術に大きく左右されるため、にわか占い師でないかの判断は慎重に。
【命】占星術
星の配置によって運命を占う方法を「占星術」と言います。
広い意味では、「今日のいて座の運勢は？」とテレビなんかで流れる星占いのことです。
ただ、占い相談する際の占星術はもっと具体的で、人の性格や才能、運勢の判断までしてくれます。
人それぞれが持ち合わせている「ホロスコープ」と呼ばれる星の配置があって、それを占い師が解読していくのが特徴です。占星術にも広く種類があり、西洋と東洋によって見方が大きく変わります。
こんな人におすすめ！
占星術は「運命」という側面が強く、自分の人生についてじっくり考えたいという方はかなり参考になるかと思います。
占い師がどのように解釈するかによっても内容が変わるので、ちゃんとしたスキルを持った占い師に相談したいですね。
【命】数秘術
1から9までの一桁の数字に意味を持たせて、それをもとにこれから先何をしていったら良いのかを占う方法です。
例えば「1」という数字には「始まり」という意味が込められていて、あなたの状況に合わせたら「新しい恋を見つけるほう良い」という解釈になりえます。
歴史的に発展を続けてきた数学をベースにしているので、占いの中では割合科学的な側面もあります。
こんな人におすすめ！
未来の行動を決める側面が強い占いなので、これからどうしようか考えている方が選びやすい占いです。
運命や宿命についても占えます。
【相】風水
風水とは、今から約四千年前に中国で発祥した、「気」の力を利用した環境学のことです。
衣・食・住、行動など、自分の環境すべてを使って運を開いていく、いわば、開運のための環境学のことを指します。
「環境が運勢に大きく影響する」これが、風水の基本的な考え方です。
こんな人におすすめ！
「なぜかうまく行かない」「慢性的に体調が優れない」など、生活全般の悩みを抱えているなら、一度風水に相談してみるのが良いでしょう。
【命】九星気学
「九星気学」という名前は知らなくても細〇数子なら知っているという方は多いでしょう。
本屋なんかに行くと「今年の〇〇星の運勢」という本も置いてありますよね。
「一白水星」
「二黒土星」
「三碧木星」
「四緑木星」
「五黄土星」
「六白金星」
「七赤金星」
「八白土星」
「九紫火星」
という九つの星に分けられ、一定の決まりに沿ってあなたの星が決まります。
広義には占星術の一派です。
東洋の占星術と言っても良いでしょう。
こんな人におすすめ！
今日明日のことではなく、より長い年月を占えるのが特徴で、恋愛やお仕事、金運について長い見通しを立ててものごとを考えたい方におすすめです。
